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CentOS5によるサーバ構築

2008/08/25(最終更新:2010/10/20) by yoka

はじめに

 Red Hat Enterprise Linuxとの完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションであるCentOSをインストールします。

 今回は、CentOSの最新版(2010年10月現在)であるCentOS 5.5を用います。

CentOSインストールの準備

イメージファイルのダウンロード

CentOSのダウンロードページよりCD又はDVDのイメージファイルをダウンロードします。

チェックファイルのダウンロード

ダウンロードしたイメージファイルが壊れていないかをチェックするために、SHA1SUMをイメージファイルと同じ階層にダウンロードします。

  • 今回使用するSHA1SUMファイルは、TEXTファイルなので、右クリックでダウンロードします。
  • SHA1SUMを実行するために、Windows用SHA1SUMコマンドファイルも同じ階層にダウンロードします。
イメージファイルのチェック

コマンドプロンプトを起動し、ダウンロードしたイメージファイルが壊れていないかをチェックします。

  • 今回はC:\CentOS内にイメージファイルが存在するとします。

C:\Documents and Settings\*******>cd C:\CentOS\  <-イメージファイルのフォルダへ移動

C:\CentOS>sha1sum -c sha1sum.txt  <-SHA1SUM実行

sha1sum: CentOS-5.5-i386-bin-1of7.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-bin-1of7.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: CentOS-5.5-i386-bin-2of7.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-bin-2of7.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: CentOS-5.5-i386-bin-3of7.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-bin-3of7.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: CentOS-5.5-i386-bin-4of7.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-bin-4of7.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: CentOS-5.5-i386-bin-5of7.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-bin-5of7.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: CentOS-5.5-i386-bin-6of7.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-bin-6of7.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: CentOS-5.5-i386-bin-7of7.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-bin-7of7.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: entOS-5.5-i386-bin-DVD.iso: OK  <-DVDイメージチェックがOKの場合

sha1sum: CentOS-5.5-i386-LiveCD-Release2.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-LiveCD-Release2.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: CentOS-5.5-i386-netinstall.iso: No such file or directory

CentOS-5.5-i386-netinstall.iso: FAILED open or read  <-ダウンロードしていないのでこれでOK

sha1sum: WARNING: 9 of 10 listed files could not be read

ダウンロードしたファイルが『OK』となった場合は次の作業に進み、それ以外の場合は再度ダウンロードしなおします。

イメージファイルの書き込み

ダウンロードしたイメージファイルをISOイメージ対応の書き込みソフトでそれぞれの媒体に書き込みます。

CentOSインストールその1

インストールの準備で作成したDVDをインストール対象コンピュータにセットし、再起動します。

 

CentOSのロゴと以下のような文章の画面が表示されたら、モード選択を行います。

グラフィックモードを使用する場合は<Enter>を、テキストモードを使用する場合はlinux text<Enter>をそれぞれ押します。

  • 今回は、グラフィックモードを使用しますので、<Enter>を押します。

- To install or upgrade in graphical mode, press the <ENTER>key.

- To install or upgrade in text mode, type: linux text <ENTER> .

- Use the function keys listed below for more information.

[F1-Main] [F2-Options] [F3-General] [F4-Kernel] [F5-Rescue]

boot:  <-グラフィックモードを使用するので<ENTER>キーを押す。

 

■メディアチェック

『CD Found』では、メディアのチェックを行うかを選択します。

  • 今回はメディアチェックを省略しますので、<Tab>キーで『Skip』を選択したのち<Enter>を押します。
  • メディアチェックを行う場合は、『OK』を選択し、その後の説明文(英文)をもとに行ってください。

CentOSインストールその2

■インストール開始

『CentOS5』の画面が表示されます。

『Next』をクリックし、次に進みます。

 

■言語選択

使用する言語を選択します。

日本語を使用しますので、『Japanese(日本語)』を選択し、『Next』をクリックします。

 

■キーボード選択

キーボードを選択します。

『日本語』を選択し、『次(N)』をクリックします。

 

■インストール方式の選択

既にCentOSがインストールされている場合のみインストールの方式を選択します。

新たにインストールする場合は、『インストール(I) CentoOS』を選択し、『次(N)』をクリックします。

 

■パーミッション選択

ハードディスクのパーミッションを選択します。

今回は、『選択したドライブ上のすべてのパーミッションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。』を選択し、『次(N)』をクリックします。

『警告』画面が出た場合は『はい(Y)』をクリックします。

 

■インターフェイスの設定

インターフェイスの設定を行います。

『編集(E)』をクリックします。

『Enable IPv4 support』にチェックを入れます。

『Enable IPv4 support』の『Manual configration』を選択します。

『Enable IPv4 support』の『IP Address』にプライベートIPアドレス(例:192.168.1.200)を入力します。

『Enable IPv4 support』の『IP Address』にネットマスク(例:255.255.255.0)を入力します。

『Enable IPv6 support』にチェックを外します。

『OK(O)』をクリックし、ウィンドウを閉じます。

 

■ネットワークデバイスの設定

ネットワークデバイスの設定を行ないます。

『ホスト名』にサーバのホスト名(例:ns1.entity.co.jp)を入力します。

『ゲートウェイ』にルータのプライベートIPアドレス(例:192.168.1.1)を入力します。

『1番目のDNS』にルータのプライベートIPアドレス(例:192.168.1.1)を入力します。

『次(N)』をクリックします。

 

■地域の選択

地域の選択を行います。

『アジア/東京』を選択します。

『システムクロックでUTCを使用』のチェックを外します。

『次(N)』をクリックします。

 

■ルートパスワードの設定

ルートパスワードの設定を行います。

『Rootパスワード(P)』と『確認(C)』に任意のルートパスワードを入力します。

『次(N)』をクリックします。

 

■パッケージの選択

インストールのパッケージの選択を行います。

必要なパッケージを選択したのち、『次(N)』をクリックします。

 

■インストールの実行

『次(N)』をクリックし、インストールを開始します。

インストールが実行されます。

 

■インストール完了

DVDを取り出し、『再起動(T)』をクリックします。

再起動後にCentOSが立ち上がります。

CentOSインストールその3 <GUI使用時:初回起動時設定>

■インストール完了後の再起動

再起動後にCentOSが立ち上がり、初回起動時の設定画面が表示されます。

『進む(F)』をクリックし、次に進みます。

 

■ファイアウォールの設定

ファイアウォールの設定を行ないます。

アクセスを許可するサービスを選択し、『進む(F)』をクリックします。

ファイアウォールの設定は後からでもできますので、このままでも大丈夫です。

 

■SELinuxの設定

SELinuxの設定を行ないます。

今回、SELinuxは使用しませんので『無効』を選択し、『進む(F)』をクリックします。

SELinuxの設定は後からでもできますので、このままでも大丈夫です。

 

■日付と時刻の設定

日付と時刻の設定を行ないます。

日付と時刻やネットワークタイムプロトコル(NTP)を設定し、『進む(F)』をクリックします。

これらの設定は後からでもできますので、このままでも大丈夫です。

 

■ユーザー名の作成

ユーザー名の作成の設定を行ないます。

root以外の任意ユーザー名、パスワード等を入力し、『進む(F)』をクリックします。

 

■サウンドカードの設定

サウンドカードの設定を行ないます。

サウンドカードの設定をし、『進む(F)』をクリックします。

 

■追加のCD

追加ソフトウェアがある場合、ここでインストールCDを使ってインストールします。

追加ソフトウェアがない場合やインストール後は、『終了(F)』をクリックします。

 

■設定の完了

初回起動時の設定が完了し、CentOSのログイン画面が表示されます。